『がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル』感想

ファンアートとか添えたかったけど、版元が二次創作に厳しいらしいのでかわりに家のコバンネコ親分の画像で失礼します(笑)

3年前にニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで『がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル』をダウンロードして、隙間時間にちまちまプレイしておりましたが、このたびようやくクリアできたので感想を綴ります。

このゲームは幼い頃にファミコン実機でプレイしたことがありまして、当時はRPGのルールをよく理解していなかったため、クリアできないでいました。
それから大人になって、それなりにゲームというものにもなれてきたので、リベンジも兼ねて再びプレイに至ったのですが、今回でとりあえずリベンジ達成ですね。
3DSの『思い出きろく帳』で調べてみたらクリアまで約32時間かかっていました。

『がんばれゴエモン』シリーズの外伝作品となるRPGなのですが、原作同様に全体的に明るいノリでした。
江戸時代風なんだけど現代的なものもあったりするコミカルな世界観です。
メインBGMも明るく、敵キャラのデザインもギャグっぽいので最後まで軽いノリで楽しめました。

ただ、難点といえば古いゲームだけあって戦闘時の動作がもっさりしていたり、デフォルトでダッシュボタンが無いのでフィールド移動がダラダラしてしまったりとストレスを感じる部分も少なからずありました。

それでも、キャラクターのコミカルな表情の変化や戦闘時の敵キャラのアニメーションなどは芸が細かく、ファミコン時代の作品にしては良くできているなと思いました。
ラスボス戦も特に最強装備にこだわらなくても大丈夫だったので、とりあえずゆるく楽しめるRPGがやりたいなという時におすすめです。
上記の操作性の問題点を軽減するにはフィールド探索時はローラースケートといんろうをたくさん買い込んでプレイするのが良いですね。

個人的にこのゲームで気に入ったのは“おかかむら”という村の仕様です。
住人が猫ばかり、さらには村の全体像も猫という猫好きにはたまらん仕様でした。住みたい。
仲間のコバンネコもかわいいです。
女の子と添い寝が許されるのは猫の特権(笑)

そういえば、最近はゴエモンシリーズのリリースの話を聞かなくなりましたね。
ニンテンドー64時代くらいまではコナミの看板タイトルとしてソフトがよく出ていたハズなのに…
と思ったら、アーケードゲーム『モンスター烈伝 オレカバトル』にゴエモンが参戦しているとか?(あまり詳しくなくてすみません)

最近は何かと良い話を聞かないコナミですが、昔を思い出してまた楽しいゲームを作っていただきたいです。