2020年にWiiUをお迎えした件

ものすごく今さら感がありますが、WiiUをお迎えしました。

中古なので多少キズがついています。

WiiUは2012年12月に任天堂より発売された据え置き型ゲームハードです。専用コントローラー“WiiU Game Pad(ゲームパッド)”には液晶ディスプレイがついていて、タッチ操作が可能。他にもマイク、カメラ、NFC,モーションセンサーも搭載されており、発売当時は色んな機能がてんこ盛りで斬新なハードだったと思われます。前世代ハードのWiiのソフトやWiiリモコン等の一部の周辺機器も使用可能です。2017年1月31日をもって日本国内での生産が終了しました。

時は2020年。ゲームハードはニンテンドーSwitchやPS4(もうすぐPS5が出そうだけど)の時代にも拘らずこのWiiUをお迎えしたのは、現状『MOTHER』シリーズ3作をひとつのハードでまとめて遊べるハードの中で一番新しいのがWiiUだからです。『MOTHER』シリーズのソフトも対応ハード実機は今でも持っていますが、家族が新しいテレビの大きな画面で遊びたいと言ったのでお迎えしました。そのうちSwitchでも遊べるようになったら無意味というツッコミは無しの方向で……

他にも、Wii時代に買いそびれたDLソフトがあったのと、WiiU専用ソフトで気になったものがあったからです。

実際にWiiUを触ってみて思ったこと。とにかくゲームパッドが大きい!持ちにくそうだなと思っていましたが、実際に手に取ってみると意外とすんなり手にフィットしました。とはいえ、小さな子どもや手の小さな人は少し苦労するかも?

使用感はWiiとDS(3DS)を足した感じですかね?テレビ画面とゲームパッドの2画面を活用してバーチャルコンソールのDSソフト(実機のDSソフトは使用不可)が遊べます。

テレビに繋がなくてもゲームパッドのみでゲームが遊べるのは良いですが、Switchの環境に慣れている今使うと本体とゲームパッドの両方の電源をつけなくてはいけないのは少し不便に感じます。

バーチャルコンソール(VC)もGBAやDSのソフトも遊べると聞いてラインナップもWii時代よりパワーアップしているのかと期待しておりましたが、Wii時代と比べると実はソフト数が減っていたりします。調べてみるとWiiでは675点のソフトが配信されていたのに対しWiiUは481点(Wikipedia調べ)と少ないです。メガドライブとアーケードのソフトが無いのが少し残念です。

Wii、WiiU、Switchを並べてみました。

総合的にWiiUを評価すると、コンセプトは面白いけど色々と中途半端で残念なハードだと思いました。WiiUのソフトのいくつかはSwitchでも遊べますし、VCもGBA・DSソフトも遊べることを売りにしていた割りには配信ソフト数が中途半端ですし……今の時代にわざわざ購入するメリットは少ないかもしれません。

とはいえ、据え置きハード携帯ハードの良いところをミックスさせるアイディアは面白いです。その辺は後継機のSwitchがちゃんと引き継いでいて、それでいて使い勝手などもかなり改善されたと思います。こんな風にWii 、WiiU、Switchの3つのハードを並べてみるとゲーム機の進化の過程を感じられます。SwitchもWiiUがあったからこそ、失敗を経験したからこそ存在していると言えるのではないでしょうか。

『スーパーマリオメーカー』のキャラマリオ要素(Switchの“2”には無かったり)や、VCソフト(実機版がプレミア価格だったり入手困難なものもあるので)をお手軽価格で遊びたい等の目的があって購入するのはまぁアリですかね?

私はとりあえず目当てのゲームで遊べたので、まあまあ満足しております。欲を言えば、リアルタイムでスプラトゥーンやMiiverseで盛り上がっていた時代を味わってみたかったかもしれません。